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あれから…
私は、仁王君に前より堅くなってしまった。
仁「柳生~遊ぼうぜよ」
比「授業中くらい、集中したまえ。」
―でも、仁王君……
こんな小さなやりとりでも
本当は、とても嬉しいのです。
ですが、たまに心配になる。
いつか貴方は、
離れてしまうのでは―…
と……
『柳生と話しちょるほうが楽しいぜよ』
と小さく呟き、
貴方は黒板に背を向けた。
こんな愛しい気持ち、
初めてです。
隣でまるまっている貴方もまた、
とても可愛らしくて…。
いつまでも、貴方に伝える事は
許されないのですね。
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