sainz1

7/11
前へ
/15ページ
次へ
(柳生sisen) あれから一ヵ月がすぎました。 勉強も部活も充実していて 良い毎日を送っています。 ―ですが… 1つ問題があります!! 仁王君とお話をすると 胸がとても痛くなるのです。 それも、酷くなる一方です。 最初は風邪と思っていたようですが、 病気のようなので… 今日、病院へ行こうと思っています。 仁「のう、柳生。」 ト…ク…ン ―ほら… 貴方の声だけで 胸がいたくなるのです。 比「何でしょうか?」 仁「今日…病院行こうかと思うてのぅ…」 比「え??私もですよ。奇遇ですね」 仁「え??どうしたんじゃ。」 比「いえ、仁王君と話すと胸が痛くなるので、病気なのかと…」 仁「本当奇遇じゃのう。俺もそ―なんじゃ」 比「本当ですか。ではご一緒にいきましょう」 そう言うと、仁王君は 『分かったち』 と小さく呟き、何処かへ行ってしまいました ドアからでる際に少し見える、 貴方の縛った髪は、結構好きなのです。 そして少し、思ってしまったのです。 貴方も同じ気持ちでいてくれるか、と。 *
/15ページ

最初のコメントを投稿しよう!

145人が本棚に入れています
本棚に追加