記憶

5/15
前へ
/67ページ
次へ
例え彼を忘れても 幸せの記憶は心の奥底に眠っていて 何かを幸せだと感じた 瞬間にふっと現れて 本当にこれが幸せなのか? と問い掛ける 眠っていた幸せの感覚は あまりにも大きすぎて きっと全ての幸せを 奪っていくだろう その幸せの前には どんな幸せも 幸せにはならない どれだけ頑張っても 幸せなんて 手に入らない その時やっと気づくんだ 私は何か大切なものを 失ってしまったの? どうしてそれほど 幸せだったことを 忘れてしまったの?  
/67ページ

最初のコメントを投稿しよう!

41人が本棚に入れています
本棚に追加