第一章

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「おなご、そちは大丈夫か?」 『はい、あの助けて頂き有り難うございました。』 さっきのは嘘のように思えるくらいに輝宗にお辞儀をした 「そうかそうか、それは良かった、そちの名はなんじゃ?わしは梵天丸の父、伊達輝宗じゃ」 『私は西条綾女と申します』 『では、綾女殿 そちは何故あのような場所に居ったじぁ」 『分かりません、でも私ここの人じゃないです。ここから未来から来たんです』 「未来って嘘行ってんじぁねぇよ嘘に決まってる、輝宗様、信じてはいけません」 嘘じぁないし、間違ってない こっちに来れたのは嬉しいけど 私だって何で来たのかは分かるわけないのに…… 綾女は声を殺しながら泣いた
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