1人が本棚に入れています
本棚に追加
記憶の中で生まれた声は
誰の耳にも届かなくて
詠は流れて心に墜ちる
そんな言葉はとても重くて
潰れちゃえば少しは楽かななんて
思ってるのは罪ですか?
逃げて逃げて全部捨てて
記憶の空へ踏み出すと
決してやさしくない終わりが
私を包み込む 抱きしめる
淋しいと叫ぶのは
瞼を閉じてからでしょう?
呼吸を止めてからでしょう?
心臓が朽ちてからでしょう?
さよならと嘆くのは
血が海に溶けてからでしょう?
骨が砕けてからでしょう?
心が死んでからでしょう?
記憶の海に揺れた恋
ー終わりは嫉妬が醒めてからー
最初のコメントを投稿しよう!