恋の携帯電話。

さくら

『………は？
あの頭大丈夫ですか？
てか変な電話しないで下さい！！』

も～なんの電話なの？

携帯やねんってまず携帯ってなんなのよ！！
しかも大阪弁って←

～♪

また誰かから電話かかってきた(汗)

『…もしもし？』

「なんで勝手に切るん！
信じられんかもしらんけど
俺もなんでか分からんよ
でも君の携帯が俺やねん。
分かる？俺携帯くんやねん」

『い…意味が分かりません。
冷静に考えてそうですかなんて
言うと思います？』

「じゃあお前のメールの内容も
データフォルダもぜ～んぶ分かるで
あの画像なに？あんなジャガイモみたいなんが好きなんや(笑)
」

『なっ！ジャガイモとか言わないで下さい。
私が一番好きな芸能人の事言わないで下さい！！
…じゃなくてほ、本当に携帯なの？』

「携帯じゃなかったら
電話なんかしやんわ。
魂が入ったんかな？
喋れるってことは人間やったんかもな
それさえも分からんねんけど」