マダラ蝶

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「ん~…朝かあ」 時計を見ると朝5時。 私は仕事に行くために いつも通り身支度をする。 いつも通りに迎える朝。 いつもと同じ電車に いつもと同じ時間に乗る。 ------------ いつもと同じ時間に目覚めて いつもと同じ電車に揺られる ふたりで選んだ部屋の明かりは 一人で消して眠りにつく ------------ 一1ヶ月前一 「もう俺達.別れよ…」 「…え?嘘でしょ…?」 嘘だよ…ね? 「もうお前とはやってけない」 「嫌だ……別れたくない…」 私は泣きながら言った。 「仕事もあるしもう絶対に無理だから」 -------------- 何もかも悪くはないけど 足枷になる思い出はほどいて --------------  
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