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「仔仔・・?」
孝天は愛撫を止め
仔仔の顔を覗き込んだ。
赤と青の瞳は羞恥心でか
さらに潤んで、
というより涙ぐんでいるようだ。
「大丈夫か?やめようか?」
いまさら
やめれるわけはないが。
「どうして・・?やめないでよ・・」
仔仔は腕を伸ばし
孝天の首に絡めて身体を少し起こして
自分から孝天にキスした。
「ねえ・・ってば」
孝天の頭の中で何かが切れる音がした・・
ベッドが二人の重みできしんだ。
熱でピンク色にほてった
仔仔の身体はとても艶っぽく、
しかも二人の熱で上昇したのか
少し上がった部屋の温度に
孝天はのぼせそうだった。
孝天の額には汗が浮かび
動くたびに
自分の下にいる仔仔の身体に滴となって落ちた。
「あ・・しゃお・・てぇん・・」
仔仔は悩ましい声をあげ
潤んだ瞳で孝天を見つめ
自分から腰を動かして
さらに孝天を煽った。
(この瞳が・・もうおかしくなりそうだ・・)
だが
もうどうでもよかった。
このままこの瞳に狂わされたとしても・・
孝天はさらに深く
激しく
何度も何度も仔仔を貫いた。
二人の居る部屋には
壊れそうなほどにきしむベッドの音と
仔仔の快楽に喘ぐ声だけが一晩中響いていた。
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