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人目のつかない場所に車を止めて暗くなるのを待った。
排ガスを車内取り込める様にして、眠剤をビールで流しこんだ。
これで寝てしまえば知らぬ間に僕はこの世を去るだろう。
排ガスのベタベタした空気に包まれながら僕は眠りに落ちていった。
あれ、朝がきたよ
どう言う事?
よく見ると窓が開いていました、全く記憶にない?
苦しいから無意識に開けたのだろうか。
また失敗した、排ガスで身体がベタベタになっただけです
余りの情けなさに悲しむ余裕はない、追い詰められた僕は大胆な行動にでます。
こうなったら車で海に飛び込んでやる
断崖の海にむかい、それを遮るガードレールへと全速で突っ込んでいきます。
「うおぉ~っ!」
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