迷子

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んでそんな言葉を聞いた俺はイライラする。 「ダァー!!可愛い可愛いってうるせー!そんなに可愛いならアイツとつき合っちまえー」 「「彼女いるから」」 直樹と祐貴は声をそろえて言った。 「……………」 俺は……何も言えなくなりました。 「悪かったよ拓馬。今度メシおごってやるからさ!元気出せ」 祐貴が必死にカバーする。手遅れだっつーの。 「俺もつき合うよ!つかそのうち彼女くらいできるっしょ」 でもそんな君達に俺は心開いちゃうわけで……。 「お前ら………よーし今日は俺んちでッパ-っと飲み会でもすっか?」 「「そりゃあいいな!」」 いつも以上に友情が深まります。 「あのークドイけどほんとにあの子普通って思うの?」 ホントにクドいぞ祐貴。やれやれといった感じで答えてやりましたよ。 「フツー…興味茄子」 残りのラムネを一気に口に含んだ。 「興味茄子??なにソレ(笑)」 どこかで聞き覚えのある声が目の前からフワッと聞こえてきた。 え?この声って………
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