迷子

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「ッブーーーー!!」 俺は口に含んでたラムネを勢い良く吹き上げ、見事に祐貴の顔面に直撃する。 「ッバ…きったねー!!」 「お、おま……」 俺は片手に持っていたラムネの瓶を思わず落としてしまい、ディンディンと辺り一面に虚しく響き渡る。 目の前に……… あのなんちゃら女が立っていた!! 直樹の口は半開きになっている。 祐貴は、やっぱメシ奢らねぇ!と叫び、自分の顔を拭くことに精一杯でなんちゃら女の存在に気づいていない。
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