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俺が振り返ると
なんとまぁ、あの子がいましたよ。
流石に俺はー
「ま、またお前かよー!!今日何回目だこういうのぉ」
少し怖くなってきた。
「んー…三回目??」
二度あることは…本当に三度あった。
「な、なに真面目に答えてんだ。そうじゃなくて…何でいるんだ?」
俺は震えた手でコイツを指差した。
「あたしもここを通る帰り道なの。少し離れて後ろ歩いてたけどなかなか気づかないもんなんだねぇ~」
転校生の……ダメだ、思い出せねぇ。
とにかくコイツは面白そうにして言ってきた。
「そ、そうなのか。びっくりさせんなよな」
「ごめんごめん」
笑顔で奴はそう返してきた。
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