隣の家

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「あたし、海初めてなんだ」 はしゃいでテンションが高くなってやがる。 さっきの恐いなんちゃらさんとは違い、可愛らしい一面を見せる。 そのまま海の浅いところまで足を浸ける。 「冷た。うわ!海ってこんなにしょっぱいの?」 海水を手ですくって小さく舌を出してなめはじめ、想像以上のしょっぱさに驚いていた。 彼女にとって海は何もかもが初体験とは……なんとまぁ。 普通の男だったらこれだけで恋に落ち、天使の虜になるとか。 でも斎藤拓馬こと、俺だけは違ったのだ。 めくれろ!めくれろ…あぁ惜しい…頼む!浜風でも春風でも神風でもなんでもいいからふきやがれ。 「ねぇ、こっち来てみたら?」 心から楽しんでいる。素丸出しだ。 俺は… なんでめくれねぇんだ!パンツぐらい見たってバチあたんねぇだろ。うぉー見えそうで見えない(泣) ひたすらエッチな事ばかり考えてました。
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