俺に甘えろよ

奈津美の過去

『あらなっちゃん♪またおとうさんに高い高いされてもらってる(笑)そんなに好き？』

奈津美の母だ

『うん!でもおとうさんの方がだ～い好き♪』

奈津美は優しい父と母のもとに生まれ、一人娘として何不自由なく、幸せに育ってきた

そんな奈津美は小学生になる

ある日、クラスの男の子にいじめられ大泣きして帰ってくる

『おかあさん…ﾋｸ…今日また男の子に悪口言われたよ…うわぁん』

『どれどれ辛かったねぇ…よしよし』

すると奈津美の父が帰ってきた

『ただいま～』

『うわぁんおとうさーん。今日ね、また………』

『そうか、それは辛かったろうな』

奈津美の頭を優しく撫で、なぐさめる奈津美の父

『よし!奈津美。今度一緒に遊園地行こうか!』

『あらなっちゃん、良かったねぇ』