‐midnight‐

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ササキ「………」 ミカ「……………グスッ」 静かな車内に、私の鼻水をすする音だけ聞こえる。 今はあなたの腕にすっぽり、大人しくおさまってます。 安心する… ササキ「ねぇ?」 ミカ「なっ!何?」 急に話しかけられてビックリする私に、 ササキ「この体勢はいんだけどさ、胸ポケットのチャックんとこ、当たって痛くない?」 ミカ「は?」 先生は作業服を着ていたから、やたらチャック付きのポケットの事を気にしていた。
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