‐midnight‐

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ミカ「いや…痛くないよ?」 ササキ「ならいんだけど。チャックが当たってるかなーと思って」 ミカ「ぷっ…くっく…」 ササキ「何笑ってんの」 ミカ「だって…さっきまで真剣に…くくっ」 緊張の糸がバッサリ切れてしまった私は、今のこの体勢や状態に笑いが出てきた。 安心しすぎて。 何故か無性に嬉しくて。 先の事なんか、後回しで考えない。 そんな若くて幼い私の恋愛の始まりだった。
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