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フーッと息を吐くと、教室に煙が消えていく。
こんな空間に二人しかいないから、とても静かだった。
ササキ「俺は…あんたに何かあれば助けてやりたいと思うし、支えになれれば、と思ってる」
ミカ「…ありがとう。そんな風に言ってくれると思わなかった。でも…なんで…」
ササキ「あんたは今でも俺の特別な存在だから。側にいれなくても、困ったり悩んだりしたらすぐに連絡しておいで」
先生は窓を見つめながら、言った。
「あ、お金の相談はダメよ」
と一言付け加えたけど。
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