第14話 首都高バトル

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首都高に入った。給料が元に戻ったので、高速に乗るのも怖く無くなった。 貧乏人には、高速の料金は痛すぎる……今は乗れている事に感謝している。 オービスの位置は把握しているので、少しスピードを上げてみる事にした。 相棒の車とは、次元が違うな……流石ニュルのフルコースを7分27秒で駆け抜けただけの事はあるな……。 同じ位のグレードの車よりも安いし、しかも速い!! ベッドは、いい車だな……。コーナーでも、鋭く鋭利な刃物の様に曲がって行く。 おっと!滑り始めた!ベッドは、滑り出すと制御するのに、神がかったコントロール能力を有する。 だが、コントロールしきれるなら、同じグレードの車の頂点に立つ事が出来る。 乗り手次第で、コーナーが速い車にも、遅い車にもなりうる。 慣性ドリフトにも、この車は向いている。 良い練習になる車だ。ベッドを乗りこなせる様になるのは、いつの日だろう。 後ろから、他の車が追いついて来た……あの車は何だろう?
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