第14話 首都高バトル

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 そんなにビビるとこっちが可哀想になるぜ助けて……やらない!そい言えばこいつのせいで、この女の子は、免許証が無くなるんだ!! しかも、話し合いが失敗すれば逮捕されてしまう。 50キロをオーバーで逮捕……俺も峠で捕まったら逮捕だ。 やめた! この男は助けない。 ん?女の子が、車の中で何かを書いている。車から出て来て俺に手渡した。 手紙の内容は、驚く内容だった。 [彼を訴えて下さい。彼に弱味を握られて言いなりになっている人が沢山います。これ以上の犠牲者を出さない為にも」 許せねえ!! [よろしくお願いします!] 『ああ。任せて!』 丁度良く、警察の人が聞き込みを聞いて帰って来た。 〔被害者の速見さんに質問します。加害者を訴える事が可能です。訴えますか?〕 『はい!訴えます』 〔では、後日書類を通して詳細をお知らせします。免許証か、健康保険書の提示をお願いします〕 『わかりました』 俺の免許証を見て警察官の顔色が変わった。指名手配されてたのか!? 特に何もしてねぇけど!? 〔家の近くですね……書類は、私が直接渡しに行きましょうか?〕 『……はい。お願いします』 嫌だとも言えないよな……まあいいや。 悪い事もしてないし。
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