第15話 秘密

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 さてと夜もふけて来たし寝る事にしよう。明日は長い夜になりそうだ。 その前にゲームでもしようかな? いや……寝る前にゲームをすると眠れなくなってしまう。 今は11時か……恵美理は出勤前だな……。 電話をしてみよう! 彼女ってやつだし。それに初めての恋人だし、豆に連絡取らないとダメッぽいよな……。付き合ってから、放置している感じだからな……。 「もしもし、宗ちゃん?今日はどうしたの?」 『うんとね……』 何を話ていいのかわからない! 特に何も用事なかったし……。 何か話さなくちゃ! てか昨日読んだ本に書いてあったな。 「なに?」 不審に思って来ているし……頑張れ俺!! 『何か無償に恵美理の声が聞きたくなったんだ……』 って言うといいらしい!! 「何だそんな事か~!もっと大変な事かと思った」 『そんな事でした。じゃあ仕事頑張ってね!』 「待って!切らないで。明日暇?私時間が空いたんだよね」 『仕事が終わったら、暇だよ。それから遊ぼう。用意出来たらそっちに迎えに行くよ』 「話が早いね。じゃあ電話代が勿体無いないから切るわ。待ってるからね!」 【プープー】 切るの早!! 通話時間59秒ギリギリセーフ!! いい彼女を持てたみたいだな……。 俺はそのまま、ホットミルクを作って少し砂糖を入れてゆっくり飲んでから眠りに着いた。
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