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昨日は爆睡出来た。九鬼君は、既に帰って熟睡している。
おこさない様にこのまま会社に出かけよう。書き置きに今日の予定を書いた紙を置いて俺は静かに部屋を出た。
「おはようございます速見先輩!」
『栗本君か。おはよう今日はいい天気だね。気分がいいや!』
「契約もまとまったし……ですか?」
『相変わらずの地獄耳だなぁ。一体この会社の情報を何処まで掴んでいるんだ?』
「速見さんが、貧乏生活から脱出したって所までですよ」
それは、社長と俺の秘密の筈じゃあ……。
一体何が起こっているんだ?
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