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「いらっしゃいませ!」
これが坂本春彦君か……。
確かに美しいくて女の子の様だが……それでいて目に力があって…鼻が高く外国人の様な感じがする。
まあ、超絶美形だな…俺の完敗だ。
『これ下さい!』
と、レジの近くの肉まんを指さしてみた。
「かしこまりました。」
と手早くカウンターの下から袋を出して入れた。
ほう!袋はカウンターの下か!
これで予習は終了だな……
レジはほぼ心配ないよな。
「180円になります。」
わざとお釣りが出るようにお金を渡してみた。
「20円のお釣りになります。お確かめ下さい。ありがとうございましたー!」
よし!帰ろう!
って帰ってはいかん!俺は慌てて店に戻った。
「忘れ物ですか?お客様?」
『いえ!違います!今日からバイトに入る者です。その前に、予習をと思い観察していた所でした。着替えて来ます。よろしくお願いします!』
何故に敬語!?しょっぱなからやらかした~!!彼は後に世界で3番目に強い男になる。そお、思えば俺は見る目があった様だ。
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