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堂々とした確りとした足音が聞こえてくる。兄貴がようやく来たようだ。
「おう!今日もいつも通りのご帰宅だな!はかってんのか?」
『違うよ!兄貴たまたま偶然だしよ…、てか車を見せてくれよ!!待ちきれねえ!!』
「しゃあねえなぁ……可愛い弟の為に見せてやるかぁ!」
不適な笑みを、浮かべて歩き出した。その顔似合わないぜ…兄貴…クールで知的な顔なのに 変な顔だ。
『なあ!この車すげーよなぁ!まさか兄貴がこれを、買うとは!!500馬力の抜群の加速 V8エンジンの素晴らしくもワイルドなエンジンサウンド!腕さえあればかなり速いぜ!!しかもアメリカ人の魂みたいな車で天才が、作ったんだ!同じシリーズのスティングレイは既に伝説的でその時代最速の車だったんだぜ~!!流石兄貴だ!見る目があるぜー!』
兄貴がにこにこ笑っているだけで返事が無い…まさか同じ兄弟なのにヲタに、引いたのか?
「へーそんなに凄い車なのか!買ってよかったー!」
『知らねえのに買ったのかよ!外れだったらどうすんだよ!』
「別に俺が乗る訳じゃねえし問題ない。」
『は!?だったら誰が乗るんだよ?わかった彼女にプレゼントだな!』
「中々惜しいぞ!弟よ!だが不正確だ…まあ彼女の職場に合わせ買ったがな…俺の彼女はこの会社で働いてんだ!」
『マジか!すげーな!兄貴の彼女!でもなら誰が乗るんだ?』
「お前だよ!俺が開業出来たからお祝いにプレゼントだ!」
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