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誰かが僕の手を引っ張ってくれるのをずっと待っていた。
誰かが僕を助けてくれるなんて、本気で信じてた。
一人で生きる事わ難しい。
人と生きる事も難しい。
自分の事わ自分にしか判らない。
理解してくれないなんて嘆いて、無いて、隠して。
『僕わ元気だよ』なんて空元気振りまいて。
潰れて行くだけだった。
まずわ自分の弱さを認めた。 人間わ弱い。
そう思った。
いままで好きだった事が嫌いになり、嫌いだった事が好きになった。
いままで信じていた事が実わ裏切られていて、裏切られていたと思っていた事が本当わ信じるべき事なのを知った。
子供すぎた僕わ大人の言葉や友達の言葉に反論する事もできず、ただ頷き、苦しんだ。
『他人』という言葉の意味も知った。
人に頼る事わ良いかもしれない。
でも誰かが手を差し延べてくれるなんて決まってない。
いつかきっと僕の閉ざした眼が自分の力で開けるといいな。
そしてたくさんたくさん笑っていたいな。
必ず歩き出す。
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