黄ノ国幕開ケ

2/11
前へ
/43ページ
次へ
~14年後~ -リンの王室- リン「・・・・・・はぁ」 窓の外の景色を眺めながら、リンはため息をついていた。 大臣「どうしました?リン王女。先程からため息ばかりですよ?」 リン「白い馬・・・毛並みのいい丈夫な馬が欲しいわ」 大臣「な!?なにをおっしゃるんです!?馬なら他にもたくさん・・・それに、リン王女も知っておられるでしょう!?この城にはもうほとんどお金が残っていなッ・・・」 リン「それがどうしたというの?」 リンが大臣の言葉を遮った。 そして、大臣の方を振り返り、満面の笑みで彼女はこう言った。
/43ページ

最初のコメントを投稿しよう!

24人が本棚に入れています
本棚に追加