第十六章

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純視点 数分もたたないうちに寝てしまった陸 『陸最近寝てない…?』 目線を楓に移し首を傾げて聞く 陸寝てない? 体大丈夫なのかな 「大丈夫…気にしないで良いよ?」 『でも…わかった…』 小さく頷き陸を見る 気持ち良さそうにすやすや寝てる陸見たらなんか 昔を思い出した 一緒に寝れてた頃 『陸寝顔…久しぶり…』 顔を緩ませながら陸の頭を撫でる 『また…みんなで…お泊まり……行きたいね…』 「……うん、行こう絶対」 俺の言葉に驚くもすぐ笑みを見せて頷いてくれた涙 『うん』 ニコッと笑みを返し陸の頭から手を離す
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