第十七章

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「もうすぐ修学旅行だな」 『え……』 いきなりの遥斗の言葉に驚く 「せやなぁ」 『いつ…??』 「明後日」 んなっ…明後日…!? ガタッと立ち上がり教室を出る 向かった先は生徒会室 バタン! 『聞いて…ないっ…』 息を切らしながらそう言い入る 「え?何がです?」 不思議そうな顔をして俺に近付く副会長 どうやら副会長しか居ないようだ 俺は中に入りながら息を整える 『修学旅行…明後日……?』 「ああ、ええそうですよ?」 『準備…してない…』 「……純くんは月曜の集会…来なかったんですか?」 驚きながら聞かれた だって陸達に引き止められてて… 遅れて行ったし… 『遅れて…』 「ああ、そうでしたか…俺が手伝いますのでいきますか?」 『大丈夫…です…』 小さく笑み一礼し生徒会室を出ていく 直輝に手伝って貰おう…
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