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「もうすぐ修学旅行だな」
『え……』
いきなりの遥斗の言葉に驚く
「せやなぁ」
『いつ…??』
「明後日」
んなっ…明後日…!?
ガタッと立ち上がり教室を出る
向かった先は生徒会室
バタン!
『聞いて…ないっ…』
息を切らしながらそう言い入る
「え?何がです?」
不思議そうな顔をして俺に近付く副会長
どうやら副会長しか居ないようだ
俺は中に入りながら息を整える
『修学旅行…明後日……?』
「ああ、ええそうですよ?」
『準備…してない…』
「……純くんは月曜の集会…来なかったんですか?」
驚きながら聞かれた
だって陸達に引き止められてて…
遅れて行ったし…
『遅れて…』
「ああ、そうでしたか…俺が手伝いますのでいきますか?」
『大丈夫…です…』
小さく笑み一礼し生徒会室を出ていく
直輝に手伝って貰おう…
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