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「えっ...ι」
太ももに違和感を感じた愛美は恐怖にとらわれた
(うそ..ιまさか、痴漢...っ??ι)
太ももにあった違和感が、確実に誰かの手であると確信する
しかし、痴漢という怖さに声が出ない
(やっ...ι 怖いよーっ!ι)
何も出来ない愛美を良いことに、太ももを触っている手が上にくる
愛美は涙を浮かべ、必死に願う
(お願いっ!ι やめてぇーっ!!ι)
愛美の願いが通じたのか、手が離れるのが分かった
「え...??ι」
涙でおおわれているため、視界はぼやけているが、誰かが自分をかばっているのが分かった
「もー大丈夫っ☆」
にーっと、おどけた顔で笑って見せる涼の姿だった
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