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晴れた昼下がり
暖かな日差しが慧光と猫を包む
「眠くなってきたし...。」
慧光は猫の隣に寝転んで目を閉じる
ゆっくりとした時間の流れに、うつらうつらしていると、太陽の日差しが遮られた
不思議に感じた慧光は、ゆっくりと目を開ける
ぼやけた視線の先には待ち焦がれた人が映る
「ごめん...ι 遅れちゃった。」
申し訳なさそうな顔をして謝る
そんな梨沙に慧光は
「だめ...、許さない。」
体を起こしながら、冗談混じりに応える
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