*フィルム切れ  

5/5

17人が本棚に入れています
本棚に追加
/21ページ
慧光は微笑みながら梨沙の頭を撫でた 「はいはい、もう――――っ」 慧光が冗談だと話そうとした瞬間、梨沙は頭の上にある手を掴んで、慧光の頬にキスをした 「な...んで//??」 一瞬の出来事に慧光が固まる 「なんでって...// 慧光が言ったんじゃないっ//」 顔を真っ赤にした梨沙が応えた 梨沙はギクシャクした動きで、慧光の隣に座る 「...慧光のばーか//」 少し間を置いて慧光が応える 「...ねぇ、何でほっぺ//??」 「っ//! どっ...どこだって、同じ..だもん//ι」 先ほどにも増して顔を紅くする そんな梨沙の姿を見て、慧光は心の底から後悔した (あーヤバい//ι 何でフィルムの替え持ってこなかったんだろ...///) ある昼下がりの午後、ゆっくりとした時間が流れている  
/21ページ

最初のコメントを投稿しよう!

17人が本棚に入れています
本棚に追加