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目の前にはシマウマのデカブツ!
ちょ、俺、どうすりゃいいんだよ!?
二人でこのままチン○観賞会してる場合じゃないだろ!?
初デートなんだって!
ずっと好きだったんだって!
「あ、あの、・・・デカイな!」
って、俺、何を言ってんだぁぁああああ!!!
その時、横腹に鈍い痛みが走った。
「うご・・・!」
腹を押さえてとなりを見ると、凶器の右拳は強く握りしめられたまま、アサミが鬼の形相で俺を睨みつけている。
その恐ろしさに、かわいた笑いを返しながらも、少し安心した。
そういや、いつもエロい話とかしてても、行き過ぎるとこうやって殴られるな。
愛のツッコミだ。
なんとか平常心を取り戻した俺は、照れくさく「ごめん」と言うと、つとめて明るく笑った。
「次行こうぜ!」
まだ赤いアサミ。フンと鼻をならして怒りながらも、「うん」と口角に笑みを見せた。
まだ目の前には、シマウマのチン○がブラブラしてたけどな。
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