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椎名side
「葵ー!!おはよー!」
「あ、椎名。おはよ♪」
葵の家は道を挟んで私の家の前にある。
私のママと葵のママ、沙織(サオリ)さんは仲がとってもいいため私達も仲良くなった。
「今日から高校生だねー」
「そうだね。椎名と一緒の高校になれて良かった♪」
「葵…頭良いから入れて当たり前だよー。でも本当一緒で良かった♪」
私達は今日から高校生。
可愛い制服に身をまとって通学路を歩く今日、今がとても幸せ。
葵は頭が良いのに「椎名と同じ高校に通いたい」って言って少しレベルを落として私の志望校だった高校にしてくれた。
「葵ー…」
「んー??」
「ずっと一緒だよ?」
私が言うと葵はふふっと笑って…
「当たり前だよ♪」
「…へへっ♪だよね」
そんな会話をしていると後ろから…
「二人して何してんのー??」
「楽しそーだね」
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