253人が本棚に入れています
本棚に追加
そのそばで洋介は友達とよりそ いながら座っている。まるでアイスクリームでも食べるかのようにお互いの体をなめながら・・・・
次第に異臭が部屋一面に匂いだし、それとともにみるみる息子の体が溶けてゆく、それでも洋介はなめることをやめずになめつづける。
なぜか春子は金縛りにでもあったかのように動けなくなり、そのありえない光景を見ていることしか出来なかった。
気がついた頃には友達も洋介もアイスクリームのように溶けて消えていたそうだ・・・・
それからはあのアイスクリームバスもやってこなくなり、あのバスの行方は誰にも分からない・・・・
最初のコメントを投稿しよう!