赤頭巾

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あるところに 小さな女の子がいた 今日はおばあさんのお見舞いへ行くことに。 「ほら、ミゼルこれを被って行きなさい 気をつけてね」 お母さんが付けてくれたのは手作りの赤い頭巾。 「ありがとう! じゃあ行ってきますっ」 元気よく駆けて行った赤頭巾―…イヤ、ミゼルはキョロキョロと辺りを見渡し始めた 「でておいで、ノエルー! 私はココよ!!」 「なんだよ…喰わせてくれる気になったのか?」 そう言いながらでてきたのは オオカミの耳の生えた 男 「違うから!! あのね、これからおばあちゃん家行くから一緒にいこーってね」 「ふぅん… ババァ喰っても胸焼けするだけなんだけどなぁ…」 「だから!!! 食べる方向に持って行くなー!!!」 そう言いながらなんだかんだで二人でおばあちゃん家に行くことに。 まぁそんな感じで のたりと寄り道したりしなかったりで おばあちゃん家についた
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