白石由美子

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「ハァ…ハァ、……フゥ」 私は、息を整えて 礼拝堂の扉に手を かけました。 ギィッ そこには、 誰もいませんでした。 「!?…何故?いません…」 私は、そこに 立ったまま 辺りを見回しました。 やはり…誰もいませんでした。 「咲月くんは…絶対ここだと、仰ったのに…」 私は、困り果てて しまいました。
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