バレンタイン

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でもさ、俺にとっては、 たくさんのチョコレートよりも たった一つの 君からのチョコレートの方が嬉しいんだよ。 「捨てるのは悪いから、  手越からのチョコと交換ね、」 「ぼく、こんなに食べれませんよ?」 「でも俺は、  手越からのチョコだけで十分だから」 「…もう、勝手ですね、」 そう言って、照れ笑いする君を やっぱり、好きなんだって再確認した。 どんなチョコレートよりも、 君からのチョコレートからは 甘い甘い気持ちが伝わった。 (もしかして君は世間で言うツンデレ?) END 季節外れのバレンタイン…
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