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美香も明るい性格でこの3人でいるときは楽しい。
趣味もテレビゲームと合い、高校の部活は3人揃って吹奏楽部に入部するつもりだ。
やったことはないけど中学の陸上部が半端なくきつかったから、文化部にしようと思っていた。
何か演奏するのとか面白そうだし。
元々吹奏楽をやっていた美香に誘われて勇介も入るみたいだ。
「勇介、早いな」
「誠二と美香も早ぇな。」
「柄にもなく緊張して早起きしたか?」
「そんなんじゃねぇよ、早く行ってクラスもチェックしたいし、1年の教室は校舎が一望出来る3階だろ?
後から登校してくる愛しの可憐な美少女をいち早くチェックするためよ」
とまぁこんな奴だ。
顔はなかなかイケメンなんだけど、この性格のせいで男うけはよくても女うけが悪い残念なやつだ。
「あっきれた~」
普通そこまでしないよね。
「まぁまぁ女にはこの男のロマンはわからねぇよ。今日この日より我々の目の前には女子高生が当たり前のようにいるのよ?
じょ・し・こ・う・せ・い!
どうよ!この響き!それだけでも高校に来てよかったってもんさ!なぁ誠二?」
「そんなもんなのか?オレにはよくわからん」
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