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告白を終えた後、古田君と私は下駄箱まで一緒に歩き互いの携帯の番号とアドレスを交換した。
途中、古田君に
『帰り送るよ。』と言ってもらえたのだが今日は雪が待っていてくれているので断わった。
断わったから気を悪くしたんじゃないかと思っていたら
『そっか。じゃあ明日は部活が終わったら一緒に帰ろう?』と言ってくれた。
私は嬉しくて顔が満面の笑みになるのを押さえられぬまま『うん。』とだけ答えた。
そうこうしている内に下駄箱に着き雪と合流した。
すると古田君は
『じゃあ今日の晩にメールするから。気をつけて帰ってね。』と言い先に帰って行った。
そんな私達の様子を見ていた雪は上手く行った事が分かったのか嬉しそうに笑いながら頭を撫で
『頑張ったね。』と言ってくれた。
そして帰りながら色んな話をした。
Wデートをしよう
今日は何を話そう…
そんな話をしていると雪の家に着き、雪と別れ私は帰路を急いだ。
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