付き合うまで

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古田君を好きになった事 頑張って話しかけたりしていたら何となく相手も意識してくれてるっぽい事 だけど、最近は話しにくくなり今日になって周りに冷やかされ出した事 勇気を出して告白したいが、どうすれば良いのか分からない事 全てを話すのに30分はかかってしまったが、雪は相槌を打つだけで黙って聞いてくれた。 そして私が話終わり 『どうしたら良いのかな?』 と聞くと 『もう…何で今まで黙ってたのかなぁ。もっと早くに言ってくれてたら協力したのに。』 と言われた。 私はただ『ゴメン』としか言えなかった。 黙り込んでしまった私に雪は 『気にしないで。じゃあ…明日実は古田君と付き合いたいんだよね?だけど、告白の仕方が分からない…って事だけど。アドバイスにならないかもしれないけど、素直に言うのが一番だよ。普通に好きだから付き合ってってさ。』 私はそれを聞いて驚いた。 『え…そんな簡単な言葉で良いの?』 『当たり前じゃん。プロポーズする訳じゃ無いんだから(笑)シンプルが一番だと思うよ。私はね。』 そっかぁ…そうゆうものなんだ。 何となく理解した私はいつ告白するかを相談した。 『んー…明日にしたら?明日実って時間が経てば経つほど言えなくなりそうだし。』 それもそうだ。 そして私は翌日の放課後に雪に手伝ってもらって告白する事になった。 雪にお礼を言い電話を切り、私は眠ろうとしたが 眠れる訳が無い。 その日は緊張して眠れぬまま朝を迎えた。
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