第一章

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「そうなんだ、面白いのかぁー。今度レンタルショップででも借りて観ようかな」  それにしても、予想外に食いついてきてくれたことに驚いた。 「そうだ、たしか家にDVDがあったと思うから、明日にでも貸そうか?」  当然こんな時の為に買っておいた訳ではないけど、うちにはDVDがフルコンプリートされている。 「ほんとに!? ありがと!! けど、重いだろうから、こーちゃんちよって、借りて行っても良い? 早く観てみたいし」 「ん、そうする? 僕は別にいいよ」
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