離婚に至るまで…

…決着…

養育費の額も
解決金も
親権も決まった。
最後に調停員に
『これであなたが
納得すれば離婚成立に
なります。
離婚でいいですか？』

『…はい…』

『じゃぁ裁判官呼んできますね。』と①人の調停員は出て行った。
もう①人の女の調停員に
『ごめんなさいね。あなたの力になれなくて。要望が通らなくて。』
でも私は離婚出来た安心感から
『大丈夫です!!ありがとうごさいました』と言った。

『あなたはまだ②若いからこれからよ!!頑張って!!母は強いから!!』と言われた。

少し時間経って…
調停員に
『最後にこの部屋に
旦那ｻﾝ呼んで、裁判官に
離婚調書読み上げてもらうんだけど大丈夫？』と聞かれた。
正直嫌だし子供いたから
会いたくないけど
みんないるし、何もしないだろうと思い
『大丈夫です』と言った。

少し経って裁判官が
部屋にきた。
部屋の中が
慌ただしかった。
私は離婚出来た～
開放された～
と嬉しかった。
裁判官と調停員が
話してまとまったみたい。
①人の調停員が
相手を呼びに行った。
相手は号泣してた…
それ見て私は不謹慎だけど
笑いそうになった…
そこまで泣くなら
離婚したくなかったなら
気付け!!と言いたかった。
私は今までどんなに
悩み、苦しんだか
解る？涙もでなくなった…
今更、大切さ、失った悲しみを感じても遅いと思った。
もう遅いよ…
遅過ぎだよ…
私は決めたんだから…

子供も相手を見た…
でもポカーンと口開けて
『誰？この人？』と言う
感じだった。
下の子は父親の存在
薄いから解らないみたい。
でも近付かないで
私の横にいた。

裁判官が調書を
読み上げてる時も
隣りで泣いてるから
裁判官に大丈夫ですか？
いいですか？と聞かれる
始末…
私は相手なんか
気にしないで
『大丈夫です。続けてください』とお願いしたら
調停員も『続けてください』と言ってくれた。

裁判官が調書読み上げて
『本日をもちまして調停離婚成立です…』と言った。
安心した。
これで開放された…
相手はまだ泣いていた。
気にしないで
調停員にありがとうごさいましたとお礼をいい家裁から出た。

時間見るともう
お昼回ってた…
でもこの何と
言ったらいいのか
解らない気持ちで
いっぱいだった。
後悔とかはない…
清々しい気持ちって
言うのかな…

晴れて㍻⑱年９月〇日
離婚成立!!