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「かしこまりました」
アフラはそう言った瞬間ナイフを一本取り出すと、それをジュンに投げ放った。
投げ放たれたナイフは、無数に分裂し、ジュンに向かって一直線に向かっていく。
これは、アフラの能力で、刃の形状を操る事が出来るようだ。
ジュンはそれに気がつき、灯していた炎を飛んでくる刃に向かって放出すると、刃はすぐに蒸発した。
「グラン!二人を引き離せ!」
和が引き続きグランに命令すると、グランはその命令に気がつき、持っていた銃をジュン向けて撃つ。
銃の弾はいつもとは違って炎をまとっており、それによって威力とスピードが増していた。
これも、グランの能力で、ジュンと同じ炎属性だ。
グランが放った弾を防ぐために、ジュンは炎を放出させるが、同じ炎のせいか、あまり効果が見られず、ジュンは後ろに飛んで避けるしかなかった。
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