ぷろろーぐ

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レナが山で竹を鉈で切って斬っていると、不思議な竹を目にしました。その竹は中から光が漏れているのです。 「みぃつけた」 レナの顔がぐにゃりと歪む。そして、鉈を振り落としました。 「ちょっと待って! 振り下ろさないで――あっ」 何か声が聞こえた気がしたが、もう動き出した熱いパトスは止まらないぜ。 スパーン 光っている所の中心をぶった切ると、赤い液体が吹き出し、中から人影が現れました。 その屍タカノは、目をグニッと突いてみても、ピクリとも動きませんでした。
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