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「そろそろか」
男が指を引き抜き、代わりに固いものを押し付けた。
それは指とは比べ物にならないほどの熱さと質量を持っていた。
ゆっくりと蕾を押し広げる感触に、一瞬我に返った。
「……やめ……」
(このままだと、この男に犯される)
名前も顔もわからない男に……。
「大人しく酔っていればいいものを」
男が腰に力を入れ、強引に腰を進めてきた。
「ああっ!!」
あまりの衝撃に、身体が強ばる。
男は根本まで収めた自身をギリギリまで引き抜き、激しく出し入れしだした。
徹底的に前立腺を擦られ、強すぎる快感に涙が溢れてくる。
理性が快感に喰われ始め、もっと快感を貪るように男の動きに合わせて腰を振った。
もう自分で自分を止められない。
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