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「理由が必要か?」
男が微かに笑った。
「……そんなもの必要ないだろう?今も昔もお前は俺のものだ」
はっきりと言われ、反論したくなったが、男の舌に耳を舐められ、変な声をあげてしまった。
「相変わらず、いい声で鳴くな」
クスッと耳元で笑われ、その吐息にさえ感じてしまう。
「……本当に快感に弱い身体だ」
男の手が、俺のシャツのボタンを外し、胸の突起を触ってくる。
「……いやぁ」
男の指で転がらされて、無意識のうちに声が出る。
このままだとどうなるのかわかっている俺は、必死で男を押し退けようとするが、腕に全く力が入らない。
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