†第一章† 夢
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男の指が先の敏感な部分を重点的に弄っている。 「……あっ……」 少し痛いくらいの刺激に、無意識に腰が揺れてくる。 「腰が揺れてるぞ」 男に苦笑混じりに指摘されても、揺れる腰を止めることが出来ない。 自分の身体なのに、全く言うことを聞かない。 「……イケよ」 耳元で男の低い声が聞こえ、背筋にゾクリとしたものが走る。 その感覚が何かわからないまま、俺は白濁した液体を放っていた。
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