第1章

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「じっ…、実はな須崎」 「何だよ一体…」 勿体ぶらずに教えろってか? それなら仕方ないな。 「今日俺たちの学年に転校生が来るらしいぞ!?」 「あぁ、それなら知ってる」 「なにぃ!?」 「高橋先生が休み入る前に言ってたろ…」 俺だけが知ってると思ってたのに… みんなして騙そうとしてたんだな。酷い! 「今の気持ちを例えるなら自分の誕生日なのに誰も祝ってくれなかった時のような…」 「…俺とお前今年も同じクラスか」 シカトかよ。 .
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