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「叶恵ってホントにイベ好きよね…」
「うん。好きだよ。だってあそこには癒しがあるからさ」
「そんな事していたら彼氏出来ないよぉ。せっかく綺麗な顔をしているのにぃ」
そい言って京花は叶恵の顔を覗き込んだ。
白い肌にすうっと立つ鼻。ちょっと切れ目の目は少し怖いが、二重瞼の大きな瞳はとても綺麗だ。
髪は少しだけ色素が薄い茶毛の髪をミディアムぐらいに伸ばしている。
「うるさいなぁ、彼氏なんて今はいんないし、京花も人の事を言ってないで彼氏を作ればいいじゃない」
叶恵は嫌味風に言って、京花の鼻を摘まんだ。
「やめへよ~叶恵を残して彼氏なんてつくらにゃいもん」
「そうですか」
叶恵はふっと笑って京花の鼻を離した。
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