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くるくるした茶色い髪型が俺は好きだ
いつも掛けられているサングラスは外され、あまり見ない寝顔
部屋に光が入ってきて反射した髪は素敵で
彼はいつも夜にしか来ないものだと思っていたから
仕事から逃げて来たのだ、と彼は言った。彼の目の下の隈が初めて知ったから相当なのだろうと思った。
戦争から逃げた時もそうだったのだろうか、
だけどこの表情はなんなのだ、少しにやけてる気もするし、困ってるようにも見える
少し苛立ったから、その頬に口づけてやった
頭を撫でたら、太陽のように温かかった
包まれたいと改めて思った
「やっぱり…好きだ」
想いは届くのだろうか?
+++++++++++
(知っちゅうよ)
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