167人が本棚に入れています
本棚に追加
「辰馬…ッ」
精神が落ち着かない今の時代、夜に人の情緒不安定な泣き声が聞こえるのはままある、
戦友を亡くした、
命奪うのが辛い、
体力的に弱くなってきた、など理由があったり重なったり
しかし今まであいつは泣かなかった、
今までの戦友を亡くしてもすぐに吹っ切れたし、天人を倒すのに詰まらぬ思いはいらんと。そして…
誰よりも強かった、
辰馬が宇宙にいった。それからだ、泣き声が聞こえてきたのは
「…高杉」
「…た……つまぁ…」
「俺ァ辰馬じゃねぇし、坂本はもうここには…」
「…何で…っ」
何処へ行ってしまったんだ
最初のコメントを投稿しよう!